お仏壇を迎えるにあたって

素材に関してはお仏壇の耐久性に直結する部分となります。
材質の差がお値段の差となり、お値段の差が耐久性の差にも結び付きます。

宗派によって仏壇の構造や仕様が違う為、仏壇の専門店で確認して購入が望ましいです。

金具の錆や変色に注意が必要です。使用している金具が国産かどうかを確認してください。海外製の金具の場合、メッキ技術の問題で錆・変色が起こりやすいとされております。

蒔絵が印刷かどうかを確認してください。蒔絵の変色や剥がれに注意が必要です。スクリーン印刷による蒔絵やシール蒔絵は変色・剥がれ、経年変色の可能性があります。

宗派によって仏壇の仕様やデザインが違いますので、ご購入前に確認してください。

塗りの良し悪しに注意が必要です。表面の凸凹や研磨の跡が目立つ場合、下地や塗りの回数の不足により、年数が経つと塗り痩せや剥離の原因になります。

また、本金かどうかを確認する必要がございます。
※本金は高価で変色しませんが、取り扱いに注意が必要です。拭き掃除は行ってはいけません。(剥がれてしまいます)
※新金(本金でない)は安価で経年変色の可能性がありますが、多くの場合拭き掃除は可能です。(NGの場合もあり)　
※納得してご購入ください。

どちらも納得して購入することが大切です。

唐木仏壇

仏壇の内寸法に注意してください。仏壇を置くスペースにばかり注目しがちですが、本尊や位牌等が無理なく安置できるかどうかが重要です。

表面の材質を確認してください。
杢目調ビニールシート貼りの場合、安価ですが、水や湿気に弱く、剥離しやすいというデメリットがございます。(剥離したら修理不能)
天然杢突板(厚さ0.1㎜以下)貼りの場合、傷つきやすく、剥離の可能性あります。
練り製品(厚さ5mm以上の天然木材使用)の場合、高価ですが、傷つきにくく変形も少ないです。
無垢材(天然木材100％)の場合、高価で傷つきにくいですが、乾燥の度合いや木材の種類によっては、変形の可能性があります。(戸障子や引出が開閉不能になる等)

芯材、下段の材質を確認を行ってください。
MDF(ボード)の場合、水・湿気に弱く、浸水すると膨張します。(修理不能)

家具調仏壇

仏壇の内寸法に注意してください。仏壇を置くスペースにばかり注目しがちですが、本尊や位牌等が無理なく安置できるかどうかが重要です。

表面の材質を確認してください。
杢目調ビニールシート貼りの場合、安価ですが、水や湿気に弱く、剥離しやすいというデメリットがございます。。(剥離したら修理不能)
天然杢突板(厚さ0.1㎜以下)貼りの場合、傷つきやすく、剥離の可能性あります。
練り製品(厚さ5mm以上の天然木材使用)の場合、高価ですが、傷つきにくく変形も少ないです。
無垢材(天然木材100％)の場合、高価で傷つきにくいですが、乾燥の度合いや木材の種類によっては、変形の可能性があります。(戸障子や引出が開閉不能になる等)

芯材、下段の材質を確認を行ってください。
MDF(ボード)の場合、水・湿気に弱く、浸水すると膨張します。(修理不能)
ガラス、アクリル等使用した仏壇の場合、破損するとケガの危険が有り、修理費用が思ったより高額な場合が有ります。
LED照明付きの場合、海外製LEDは寿命が短く、交換の手間がかかる場合が有ります。(仏壇本体そのものをメーカーに送って修理等)

小型仏壇

仏壇の内寸法に注意してください。仏壇を置くスペースにばかり注目しがちですが、本尊や位牌等が無理なく安置できるかどうかが重要です。

表面の材質を確認してください。
杢目調ビニールシート貼りの場合、安価ですが、水や湿気に弱く、剥離しやすいというデメリットがございます。。(剥離したら修理不能)
天然杢突板(厚さ0.1㎜以下)貼りの場合、傷つきやすく、剥離の可能性あります。
練り製品(厚さ5mm以上の天然木材使用)の場合、高価ですが、傷つきにくく変形も少ないです。
無垢材(天然木材100％)の場合、高価で傷つきにくいですが、乾燥の度合いや木材の種類によっては、変形の可能性があります。(戸障子や引出が開閉不能になる等)

芯材、下段の材質を確認を行ってください。
MDF(ボード)の場合、水・湿気に弱く、浸水すると膨張します。(修理不能)
ガラス、アクリル等使用した仏壇の場合、破損するとケガの危険が有り、修理費用が思ったより高額な場合が有ります。
LED照明付きの場合、海外製LEDは寿命が短く、交換の手間がかかる場合が有ります。(仏壇本体そのものをメーカーに送って修理等)